夜に餌を与えようと容器を見ると…
今日とてもショックなことが起きてしまいました。まだ紹介していなかったクリアブラウンヒカリダルマメダカの稚魚が入った容器だけメダカが全滅していたのです。
いつものように屋外のメダカ達に夜ご飯を与えようと、容器の上に引いたすだれとネットを外すと容器の端に一匹息絶えた稚魚を発見。
「あ~…」
と残念がっているのも束の間、何かがおかしい。他の容器と比べて水の動きがない。よーく見てみると10匹程いた稚魚が容器の底で全て息絶えていました。
一匹や二匹のメダカが息絶えてしまうことは、メダカを飼育している以上どうしても起きうることですが、今回は一匹も生きているメダカがいなかったので大ショックでした。
全滅してしまった原因は?
環境としては屋外では睡蓮鉢風の大きな容器と、プラケースの大きめな容器の二種類で現在はメダカを飼育していますが、今回はプラケースの容器で起きた出来事です。
屋外で飼育しているものについては、コンクリートの上は温度が上昇してしまうので、容器は直接置かず板を敷くようにしています。日よけネットを二重にし、容器の上にすだれも掛けていたので暑さ対策はしているつもりでした。
ただ同じことを繰り返してはメダカ達に申し訳ないので、原因をいくつか考えてみました。
- 1.屋外に出すのが早すぎた
- 2.西日の時に日よけネットの遮断位置から外れてしまい、すだれだけでは水温の上昇を防ぎきれなかった
- 3.虫などが入って襲われてしまった
- 4.自分が思っているよりも水が蒸発し、水温の上昇を招いてしまった
1.屋外に出すのが早すぎた
室内はスペースが限られており、元気なメダカを育てるには日光が一番と考えているので、誕生後1か月前後で屋外に出して飼育するようにしています。ただ他の容器の稚魚は、今回息絶えた稚魚より小さい子達が元気で泳いでいるので、外に出した時期が早すぎるということもないのかなとも思っています。
2.西日の時に日よけネットの遮断位置から外れてしまい、すだれだけでは水温の上昇を防ぎきれなかった
今回、全滅してしまった容器が西側の端にあったので可能性としては考えられますが、夏のあいだ同じ状態であった為直接の原因ではなく、複合要因の一つと考えています。
3.虫などが入って襲われてしまった
鳥や虫が入りにくいようにすだれの下にもネットを引いており、水の中にも虫が入っている様子がないので今回の原因ではなさそうです。
4.自分が思っているよりも水が蒸発しており、水温の上昇を招いてしまった
最近大雨が続いていて急激な水位の上昇が怖かったので、水を満杯より少なめに入れていました。今回は水の蒸発による水温の上昇が原因の可能性が高いと考えています。
水の量に注意が必要
屋外でメダカを飼育していると、特に夏場はすぐに水が蒸発してしまいます。メダカの耐えられる温度は急激な温度変化でない限り1度から40度の間と言われています。夏場は水が少なくなれば40度近くなってしまうこともあるかもしれません。
水の量の変化は気づきにくいので、これからは容器の内側に線を引くなどして水の量の維持に注意します。今後同じ過ちをしないよう、メダカにとって少しでもいい環境にできるよう日々考えていきたいと思います。
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